2023-03-05
底地とはどんなものなのかご存じですか?
底地を売却するメリットやデメリットは何か、どのように売却すれば良いのか知りたい方もいるでしょう。
今回は、底地とはどんなものか、売却するメリット・デメリット、売却方法などをご紹介していきます。
底地を所有している方は、ぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
底地とは、借地権が付いた土地のことです。
つまり、誰かに土地を貸し出して利益を得ている土地であり、貸地と言われる場合もあるので覚えておきましょう。
土地を所有している方は、土地を人に貸して賃料が受け取れる底地権を持っていることになります。
土地を人に貸していたとしても、土地の所有権を譲ったわけではないので固定資産税などの費用はかかります。
また、多くの場合は土地と建物の所有者が同じです。
しかし、底地の場合は土地の所有者と建物の所有者がそれぞれ存在しており、底地権と借地権の2つの権利が発生しています。
そのため、売却などはできますが通常の土地よりも少し難しくなっています。
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底地を売却するメリットは、固定資産税などの税金を支払わなくても良くなる点です。
底地は人に貸し出し、賃貸収入を得ることができますが、固定資産税の支払い義務などは残ります。
貸し出しをおこなっている間は、土地を所有していても自由に扱えるわけではないため、不便だと思うのであれば売却しても良いでしょう。
一方で売却するデメリットは、底地の買い手がなかなか見つからない点や売却価格が低い点です。
底地は人に貸し出しているため、土地を購入しても自由に使えないので、わざわざ購入したい方は少ないでしょう。
また、1つの土地に2つの権利が存在し、権利関係がややこしいため資産価値が低く、売却できたとしても売却益は多くないかもしれません。
\お気軽にご相談ください!/
底地を売却する方法としては、主に3つあります。
1つ目は、底地を借りて家を建てている借地人に売却する方法で、売却相手としては最適と言えます。
借地人としては、土地の賃料を支払う必要がなくなり自分のものにできるため、相談をすると前向きに検討してもらえる場合が多いでしょう。
2つ目は、借地人に借地権と底地の所有権の一部分を等価交換する方法で、借地人も底地の所有者も土地を所有できます。
また、同じ割合で土地を等価交換(分筆)する際には、譲渡がなかったものとする特例があるため、譲渡所得税の必要はありません。
3つ目は、底地と借地権の両方をまとめて売却する方法で、買主は土地の完全所有権を得られるため購入希望者が増えるかもしれません。
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