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固定資産税の滞納をしている不動産の売却方法について解説
2023-04-11
不動産を売りたいとお考えの方は、まず真っ先に確認をしてほしいことがあります。
それは、固定資産税を滞納していないかどうかです。
納税を怠っている場合、その不動産はどうなるのでしょうか。
この記事では固定資産税を滞納してしまった場合の不動産の売却方法について解説します。
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固定資産税を滞納するとどうなる？不動産の売却はできるのか？
固定資産税は住宅や土地等の不動産を保有している限り毎年納めなければなりません。
固定資産税を滞納した場合は税務署から支払いの督促状が届きます。
督促を無視すると差し押さえられてしまうため、その時点で必ず税務署に連絡をするようにしましょう。
相談の内容次第では差し押さえまでの猶予期間を設けられます。
また、もし差し押さえをされた場合であっても、滞納分を支払うことで解除可能です。
滞納の状態が続けば、その不動産は差し押さえの対象になります。
不動産が差し押さえられた場合、その不動産は公売にかけられるため、所有者自身の手で売れなくなります。
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固定資産税を滞納した場合の不動産の売却条件とは
滞納物件の売却をするにあたっては、差し押さえ前と差し押さえ後で条件は異なります。
差し押さえ前であれば不足分を納税することで所有者の手によって売却が可能です。
納税を怠っていると差し押さえを免れることはできないため、滞納をした場合にはできるだけ早く未払い分の納税を済ませてしまいましょう。
どうしても急ぎの支払いが困難な場合は、分割払いでの納税も可能です。
差し押さえ後の場合は公売による売却がおこなわれます。
ただし、税務署に依頼をすれば差し押さえの登記を解除できます。
解除の条件は、滞納分の支払いを済ませることと、差し押さえの解除費用を支払うことです。
公売にかけられると一般価格よりも低い値段で売られてしまうので、避けるようにしましょう。
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固定資産税を滞納した場合の不動産の売却方法とは
固定資産税を支払う財力はないが不動産を売りたい場合、3つの方法があります。
1つ目は身内に不動産を買い取ってもらう親族間売買という手法です。
赤の他人よりも安全かつ確実に買い取ってもらうことが期待できます。
2つ目は業者に買い取ってもらうリースバックという手法です。
不動産を買い取ってもらい、その業者と不動産の賃貸契約ができます。
売却はしたいがその家に住み続けたい、という場合におすすめの方法です。
3つ目はローンの残債よりも低い価格で不動産を売却する任意売却という手法です。
金融機関の協力が不可欠ではありますが、公売よりは高く売ることが期待できるため、手元資金がない場合は活用を検討しましょう。
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