2023-05-23
住宅ローンの支払いが厳しくなったときに、債権者の同意を得て不動産を売却することを任意売却といいます。
任意売却には複数の方法があるので、自分に合った方法の選択が重要です。
収入の変動がいつ起こるかは誰にも予測できないので、万が一のときの知識を持っていても無駄にはなりません。
今回は、任意売却手法のひとつである「単純売却」の概要やメリット、注意点をご紹介します。
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任意売却には6種類の方法があり、それぞれ特徴が異なります。
6種類のなかで、もっとも通常の売却に近いのが「単純売却」です。
売却までの流れは、一般的な売却と大きな差はありません。
まず、売却活動をおこない、買主を見つけ、不動産を引き渡します。
引き渡したら代金の清算をし、売却金から住宅ローンを支払って完了です。
単純売却は、任意売却の手法のなかで一番シンプルな方法だといえます。
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単純売却のメリットは、任意売却のなかで一番高く売れる可能性があることです。
高く売却できれば、その分返済できる金額が増えます。
売却後に残る負債が減るだけでなく、金額によっては手元にお金が残る可能性もある方法です。
売却額が高くなる見込みがあることから、債権者の同意を得やすいというメリットもあります。
ただし、一般的な売却と同じような方法で売却活動をおこなうので、買主が見つかるまで時間がかかる可能性があります。
また、買主が見つかり次第すぐに引っ越す必要があるため、ローンの返済で苦しいなか、引っ越しの出費がかさむこともデメリットです。
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単純売却の利用にあたっての注意点は、余裕のある売却期間を設定することです。
一般的な売却と同じような方法で売却活動をおこなうため、すぐに買主が見つかるとは限りません。
売却期限が決まっている場合には、他の売却方法の検討も必要です。
また、単純売却を利用する場合でも、内見が購入希望者の意思決定に影響を与えます。
内見で良い印象をもってもらうためにも、室内はきちんとした状態に整えておきましょう。
生活感を無くすことはできませんが、整理整頓や自分でできる清掃は欠かせません。
とくに水回りは気にする方も多いので、自分できれいにできない場合にはハウスクリーニングなどを利用すると良いでしょう。
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