リースバックとリバースモーゲージの違い!仕組みやメリットを解説

2023-05-30

売却

リースバックとリバースモーゲージの違い!仕組みやメリットを解説

不動産を利用して老後の生活資金を確保したいものの、良い方法がなくてお困りの方も多いでしょう。
そんなときの解決策としておすすめなのが、リースバックとリバースモーゲージの利用です。
今回は、リースバックとリバースモーゲージそれぞれの仕組みとメリット・デメリット、どのような方に向いているかを解説します。

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リースバックとリバースモーゲージの違い!①仕組み

リースバックとは自宅を売却し、現金を得たうえで売却後もその家を借りて住み続ける方法です。
一方、リバースモーゲージは自宅を担保にお金を借り入れ、死亡後または契約期間終了後に自宅を売却して借りたお金を一括返済する方法です。
自宅の資産価値に応じて融資上限額が設定され、上限までは何度でも借り入れが可能になっています。
簡単にまとめると、リースバックは売却して売却代金を手に入れる方法、リバースモーゲージは自宅を担保にお金を借り入れ、死亡後に一括返済する方法です。

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リースバックとリバースモーゲージの違い!②メリット

リースバックのメリットは自宅を売却するため、固定資産税の支払いがなくなることでしょう。
また、売却にあたってはとくに年齢や資金使途に条件がないため利用しやすい点もメリットです。
デメリットとしては月々の家賃負担が大きい点と、長く住むと支払う家賃の総計が売却額を超えてしまう可能性がある点です。
リバースモーゲージの場合、月々の支払いは利息だけなので毎月の負担が少ない点、シニア向け商品のため高齢でも借り入れができるのがメリットでしょう。
ただし、利用条件が厳しい点や資金使途が決められるところがデメリットです。
また、借り入れが可能な金額に限度がある点や金利の上昇により、売却後に借入金が完済できず相続人に負担させる可能性がある点もデメリットでしょう。

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リースバックとリバースモーゲージの違い!③向いている方

リースバックは将来的に高齢者施設などへの住み替えを考えている方に向いています。
まとまったお金が手に入るだけでなく、売却後も自宅に住み続けられるので、ゆっくり住み替え先を探すことができます。
また、家の維持管理を自分でする必要がないので、家を維持するための負担を軽減したいという方にもおすすめです。
リバースモーゲージは、お子さまがすでに自分の家を持っており、将来誰かが現在の自宅に住む予定がない方に向いています。
リバースモーゲージの利用はお子さまなど相続人の同意が必要なため、利用時に相続人の意志の確認が可能です。
また、リバースモーゲージは年金のように一定額の受け取り(借り入れ)が可能なので、年金にプラスアルファの収入がほしいという方にもおすすめです。

まとめ

リースバックとリバースモーゲージは似ているように見えますが、まったく異なる仕組みです。
どちらも老後の生活に必要なお金を手にするのに有効な方法ですが、利用にあたっては向き、不向きがあります。
自分はどちらに向いているのか十分理解したうえで利用しましょう。
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