2023-06-13
土地の売却を考えているとき、物件を古家付き土地にして売り出すこともよく検討されています。
売主にとって良い方法となる場合もあるため、土地の売り方のひとつとして確認しておくと良いでしょう。
今回は、古家付き土地に関する概要のほか、売却時のメリット・デメリットや注意点もご紹介します。
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古家付き土地とは、古い家が建ったままで売り出されている土地のことです。
売り物とされているのはあくまで土地であり、建物の価値は売値に含まれていません。
古家とされる建物に具体的な基準はないものの、築20年以上の住宅が該当するケースが多いです。
なお、売り出されている土地でよく見かける更地とは、敷地内に建築物が何もなく、すぐに新たな建物を建てれる土地です。
更地として売り出すには敷地内の家を売主側で撤去する必要があり、建物付きで物件を売りたいなら古家付き土地として売り出す形となります。
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古家付き土地の売却するメリットは、建物の解体費用がかからないことです。
また、敷地内に建物があれば固定資産税の軽減措置が適用されるため、売却期間中の納税の負担も軽減されます。
デメリットは、更地にしたときよりも買い手が見つかりにくいことです。
買い手からすると、すぐに新しい建物を建てれる更地のほうが魅力的であり、古い家がある土地は避けられることも少なくありません。
また、家がある影響で敷地の広さがわかりにくくなる点も、売却時には不利に働きます。
さらに、敷地内の家は基本的に買い手によって取り壊されるため、工事にかかる費用をふまえて売却価格を低めにする必要もあります。
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古い家を残したまま売るケースでも、土地の売却である以上は敷地の境界を示さなければなりません。
境界の位置を確認できる資料がない場合、売主側で事前に測量をおこなう必要があります。
次に、現在の不動産売却では売主に契約不適合責任が課せられており、売買契約書に記載のない瑕疵があとで判明すると買い手から責任を問われかねません。
古い家は少なからず傷んでいるはずなので、敷地内にある建物に関しては契約不適合責任を免除する特約を付けておきましょう。
このほか、家のなかにゴミがあると建物の解体に差し障るおそれがあるため、ゴミはすべて売主側で片付けておくことが大事です。
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