2023-07-18
親から相続したり、住み替えて別の地に住居を構えたりしたことで、不要になった土地を売却しようと検討していませんか?
しかしいざ売り出すと、なかなか買い手がつかず、売却活動が長期化する場合もあります。
本記事では土地が売れないケースについて、その理由や買い手がつかないとどうなるか、対処方法について解説します。
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土地が売れない理由はさまざまですが、ここでは3つに絞って解説します。
1つ目は、売り出し価格が高すぎる点です。
価格を決めるのは需要と供給のため、売れない原因は少ない需要に対して価格が高い可能性があります。
2つ目は、条件が悪い点です。
一括りに条件といえど、形状の良し悪しや道路までの距離、段差や急な斜面の有無などがあります。
このような土地を購入すると、生活に支障をきたす場合があるため、買い手がつきにくいです。
3つ目は、境界が確定していないケースです。
登録された隣地との境目(境界)が確定していないと当事者間のトラブルが起こる可能性があります。
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土地が売れずに所有し続けると、さまざまな弊害が生じます。
その弊害の1つ目は、税金がかかり続ける点です。
不動産は、所有しているだけで固定資産税や都市計画税といった税金を毎年何十万円も納めなければなりません。
とくに空き家の場合、適切に管理しなければ減税措置が受けられなくなるリスクがあります。
2つ目は管理費や手間がかかる点で、不動産を所有していれば、使っていなくても定期的に草刈りや掃除などの手入れをしなければなりません。
これらを怠ると、隣地へ木の枝が侵入したりさまざまな生物が発生したりして近隣住民とトラブルになり、最悪の場合、慰謝料や損害賠償を請求されてしまいます。
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なかなか土地が売れない状況を打開できる対処方法があります。
1つ目は、条件を改善すると良いです。
条件の悪さは売れない原因となっているため、それを取り除けば買い手がつく可能性が出てきます。
2つ目は、なかなか買い手がつかない場合、自治体や個人、法人へ寄付や譲渡もできます。
ただし、必ずしも受け取ってもらえるとは限らないので注意しましょう。
3つ目は値下げで、買い手としては安く購入したいので、買い手の立場になって価格を下げます。
しかし高すぎる売り出し価格から大幅に値下げすると、問題があるとみなされたり、またすぐに値下げされると足元を見られたりするので、注意しましょう。
土地が売れない理由は、価格が高すぎたり、条件が悪かったり、境界が確定しないなどがあります。
買い手がつかずに予定よりも長く所有することになれば、金銭面での負担や管理する労力がかかるのが想定できるでしょう。
しかし原因にあった対処方法をおこなえば、売れる可能性が出てきます。
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