中古マンションの築年数と売却価格の関わり!売り時や古い物件の実態も解説

2023-08-15

売却

中古マンションの築年数と売却価格の関わり!売り時や古い物件の実態も解説

マンションを購入して暮らしているうちに、ライフスタイルの変化などにより売却を考えるケースが生まれます。
皆さんは、高額で購入した物件を売るときの価格はいくらになるのか想像できるでしょうか。
この記事では、中古マンションの築年数と売却価格の関わりや売りどきなどを解説するので、売却を考えている方はお役立てください。

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中古マンションの売却価格を左右する築年数と資産価値の関わり

価格は土地と建物の資産価値により決まってきますが、このうち建物については築年数が古くなるほど価値が減少します。
築10年目までの減価償却率は高く、平均的な変化率が16%ほどになるので、価格の変化に落胆する方もいるでしょう。
その後、築20年目までの変化率は10%ほどで済みますが、築20年を過ぎると変化率がさらに高くなる傾向があるなど、築年数と資産価値とは密接に関わってきます。
また、マンションの場合、自分が所有する部屋のほかに、エントランスや廊下、エレベーター、階段など共用部分の共有持分と敷地権も売買する考え方になります。
このため、古い物件の場合には、自分の部屋をどれだけ改装しても、マンションそのものの共有部分の価値が低くなっている点に注意しましょう。

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中古マンションを売却するのに売り時といえる築年数

築5年など築後の年数が浅い物件の場合には、建物や内装の劣化がほとんど気にならない可能性が高く比較的高値で取引できるので、売り時と考えるケースもあるでしょう。
また、築15年から25年の物件は、築10年未満のものに比べると価格が比較的安くなり、建物や設備の劣化があまり進んでいない点からニーズが高い傾向があります。
一方、築25年を過ぎると、一昔前の物件とイメージする方が増えるとともに、設備などの老朽化に伴い修繕の必要が高くなるため成約率が低くなります。
このような点を考慮すると、売り時は築25年前といえるかもしれません。

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築年数が古い中古マンションの売却~築30年以上の場合

築30年以上の物件は、需要が少なく、ほとんどの設備を交換しなければならないデメリットがあるため、価格を低くしても売却が難しいケースが多くなります。
また、エントランスや廊下、エレベーター、階段など共用部分の大規模修繕が必要な時期なので、管理組合が積み立てている修繕積立金が1つの問題にあげられます。
積立金の状況は買主でも把握でき、積立金が不足している場合などは大幅な減額をしても厳しい結果が待ち受けているかもしれません。
ただし、大規模修繕が計画されている場合や、立地場所が人気エリア内にある物件のなかには、築年数などに左右されずに購入時より高額で売買されている実例もあります。

しかし、それ以外の物件のときには、売却が難しいのを理解したうえで、長期的に取り組む覚悟が必要になるでしょう。

まとめ

中古マンションの売り時の年数は一概には言えませんが、築30年以上の場合には厳しくなると受け止めなければなりません。
建物は古くなるほど価値が減少しますが、人気エリアの場合には高値の売買実例があるので、売却を考えている方は専門家に相談してみましょう。

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