水路の土地を売却する方法とは?特有のデメリットや注意点も解説

2024-05-28

売却

水路の土地を売却する方法とは?特有のデメリットや注意点も解説

相続などで取得した土地や建物が、川や用水路などの水路に面している場合があります。
水路に面する土地は売却しにくいため、きちんとした対策を立てて売却に臨まなければなりません。
今回は水路に面している土地のデメリットを解説したうえで、スムーズに買主を見つけられる売却方法や、水路に面する土地を売却するときの注意点を解説します。

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水路に面している土地のデメリット

家を建てる際には、建築基準法に定められた接道義務に従う必要があります。
具体的には、土地のどこかが2メートル以上の幅員を持つ道路に接している必要があります。
ただし、水路に面している土地の場合はこの条件を満たすことができず、建築不可とみなされることがあるでしょう。
水路に面している土地は、ほかの土地と比較して水分を多く含む「軟弱地盤」の可能性が高く、建築前に地盤の補強工事が必要になるケースが多いこともあります。
また、雨により川が増水すると、水路に流れ込む水の量も増えるため、自宅が浸水の被害にあう可能性もあります。

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水路に面している土地の売却方法

水路に面した土地のデメリットから、住宅用地としての適性が低い場合、他の用途に転用して売却する方法が効果的です。
接道義務を果たせずに住宅を建築できない場合は、水路の占有許可を取得し、道路に2メートル以上接する橋を架けることで問題を解決できます。
また、建築しない選択肢も有効であり、土地を単なる地所として売却すれば、近隣の所有者が物置や駐車場を設けるための土地として購入する可能性があります。

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水路に面している土地を売却するときの注意点

土地の売却方法として占有許可を取得する方法をご紹介しましたが、この場合は占有料が発生する可能性があり、維持費がかかることが注意点です。
水路に面した土地を売却する際には、購入希望者に対して水路に面していることを説明する告知義務が生じます。
これを無視すると、契約不適合責任を問われる場合があります。
また、一般的な土地と比較して売却価格が低くなる可能性が高いため、売却に際しては焦らずに慎重に進めることが重要です。
さらなる値下げに迫られないよう、時間に余裕を持って売却を始めることをお勧めします。

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まとめ

水路に面している土地は建築不可とみなされる恐れがあるほか、軟弱地盤の可能性があることなどがデメリットです。
居住用以外の土地としたり、橋を架けて接道義務を満たしたりしてから売却すると、買主が見つかりやすくなります。
水路に面している土地は売却しにくいため、時間に余裕を持って売却をはじめましょう。
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