2025-06-17
不動産のなかには埋蔵文化財包蔵地といって、土の中にさまざまな文化財が眠っている土地があります。
お宝が見つかるかもと心が躍るかたもいるかもしれませんが、実際の取引の場面では埋蔵物があるためにデメリットがある点に注意すべきです。
そこで本記事では、文化財の眠る土地とは何か、そのデメリットと売却する方法について解説します。
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埋蔵文化財が埋まっている土地は正確には埋蔵文化財包蔵地と呼ばれ、文字どおり何かしらの文化財が眠っている土地です。
どんなものが文化財に該当するかというと、日本でいえば古代の人々が暮らした痕跡がわかるものです。
具体的には住居跡や、生活必需品として用いられてきた土器、石器など、社会の教科書で目にするようなものが挙げられます。
埋蔵文化財包蔵地はけっして珍しい土地ではありません。
日本国内にはこうしたスポットが46万箇所もあると言われています。
つまり、事前に知りえなかったとしてもご自身の所有する土地に何かしらの文化財が眠っている可能性は否定できません。
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事例としてさほど珍しくはなくとも、文化財が眠っている土地を売却する際にはデメリットに注意してください。
まず、売却価格は何もない土地よりも下がります。
価値のあるものが埋まっていれば高くなるのではと考えられますが、実際は文化財を掘り起こしたり調査したりするのに多額の費用がかかり、その費用負担が大きいからです。
次に、土地としてすぐに使えるわけではないため、買い手がなかなか見つからないといったリスクもあるでしょう。
また、調査費用が個人負担になるケースがあります。
埋蔵物が多い地域では、自治体が何らかの助成をおこなうケースもありますが、そのような制度がなければ自己負担で調査する必要がある点は留意してください。
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通常の土地に比べると埋蔵物がハンデとなる埋蔵文化財包蔵地は、売却するのにコツがあります。
まず、事前調査は怠ってはなりません。
遺跡の情報が記された地図もあるので、なるべくどんなものが埋まっているのか調べておくと良いでしょう。
次に埋蔵地に建物が建っている場合には、建物が建てられた経緯も説明できると良いでしょう。
建て直しなどのリスクを排除できるため、買主に安心してもらえます。
最後に、埋蔵地を売却する際は重要事項説明で必ず伝えなければなりません。
伝える内容や方法を工夫して、土地の状況を分かりやすく買主に伝えましょう。
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文化財が埋蔵する土地は売却できますが、一般的な不動産とは異なり扱いに注意が必要です。
とくに、買主に文化財が眠っている事実を把握してもらい、内容について理解が得られていなければ、契約成立後にトラブルに発展しかねません。
売ろうと考えているなら、事前の入念な調査は必須と言えるでしょう。
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