共有名義で不動産を相続する問題点!回避方法についても解説

2026-08-11

相続

共有名義で不動産を相続する問題点!回避方法についても解説

ご両親から実家を受け継ぐ際、ご兄弟でどのように分けるべきか悩まれる方は多いのではないでしょうか。
皆で公平に所有できれば安心だという期待がある反面、将来的なトラブルへの不安を抱える方も少なくありません。
本記事では、共有名義での不動産相続とは何かについて、共有名義で不動産を相続する問題点と回避方法について解説します。

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共有名義での不動産相続とは?持分割合の仕組みと登記義務化

共有名義での不動産相続とは、一つの土地や建物を複数の相続人が共同で所有する状態を指します。
各共有者が不動産に対して持つ権利の割合を持分割合と呼びます。
これは不動産を物理的に分けるのではなく、全体に対する権利の割合を示すものです。
遺言書がない場合は遺産分割協議で決定し、まとまらない場合は法定相続分が持分割合となります。
また、不動産を相続した際には、必ず相続登記が必要になります。
令和6年4月1日からは登記申請が義務化されており、取得を知った日から3年以内に手続きをおこなわなければなりません。
共有名義で取得する際は、協議書と登記内容を正確に一致させることが重要です。

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共有名義の不動産相続が抱える問題点:売却の困難さと複雑化

共有名義で不動産を相続する最大の問題点は、単独での意思決定ができなくなることです。
不動産全体を第三者へ売却するには、原則として共有者全員の同意が欠かせません。
そのため、相続開始時に共有取得を前提とすると、利用目的や評価額の意見が対立し、遺産分割協議がまとまらない原因になります。
さらに、共有名義になった後は、売却以外の場面でも意思決定が複雑になるでしょう。
建物の修繕や賃貸借契約、固定資産税などの費用負担を巡って不公平感が生じやすくなります。
時間の経過とともに相続が繰り返されると、共有者が増えて合意形成はより困難になるでしょう。
将来的な管理や処分のハードルが格段に上がる点には、十分な注意が必要です。

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共有名義を回避する解決策:代償分割と換価分割の活用

トラブルを回避するには、可能な限り不動産を単独名義にすることが重要です。
一人が不動産を取得し、他の相続人へ代償金を支払う代償分割という方法があります。
実家に住み続ける人がいる場合などに適していますが、取得者に資金がなければ実行できません。
そこで代償金の準備が難しい場合は、換価分割が有力な選択肢となります。
これは、相続した不動産を売却し、経費を差し引いた後の売却金を分ける方法です。
現金に換えることで各相続人の取得額が明確になり、将来に禍根を残しません。
全員の合意を得たうえで、早めに売却を進めることをおすすめします。

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まとめ

共有名義での相続は複数人で権利を分け合う状態であり、義務化された相続登記が必ず必要になります。
しかし、全員の同意がないと売却できず、将来的な管理や費用負担などの手続きが複雑になるでしょう。
トラブルを防ぐためにも、代償分割や換価分割を活用して単独名義への移行を検討してみてください。
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