2025-04-22
不動産売却を検討中の方なら「所有権移転登記」といった言葉を耳にする機会もあるでしょう。
この手続きがどのようなケースで必要となるのか、どのくらいの費用がかかるのかなどを事前に押さえておくと、安心です。
今回は、不動産売却で必須の手続きの1つである所有権移転登記について、かかる費用、安く抑える方法を解説します。
\お気軽にご相談ください!/
所有権移転登記とは不動産登記のうちの1種類であり、不動産の所有者に変更があったときに、その事実を登記簿に反映させる手続きのことです。
たとえば、あなたが所有するマンションをBさんに売却するとした場合、売買契約を結んだだけでは、まだBさんはマンションの正式な所有者ではありません。
所有権移転登記が完了するまでは、あなたがマンションの所有者のままなのです。
つまり不動産売却は、所有権移転登記が完了するとようやく完了となります。
手続き自体は司法書士に依頼するのが一般的です。
忘れずに手続きをおこない、売買をスムーズに進めましょう。
▼この記事も読まれています
任意売却を親子間でするメリットとは?注意点もご紹介
\お気軽にご相談ください!/
所有権移転登記にかかる費用は、次のように算出できます。
所有権移転登記費用=登録免許税 + 司法書士報酬 (依頼した場合) + 手続きの実費実は、どのような不動産をどのように取得したかによって登録免許税が異なり、費用総額も大きく変わります。
不動産の取得方法別の税率(土地、建物)は、売買(2%)、相続(0.4%)、贈与(2%)、競売(2%)です。
たとえば、1,000万円で購入したマンションを2,000万円で売却する場合、登録免許税は固定資産税評価額を基準に計算されるため、約4万円かかります。
司法書士に依頼すると、報酬が約5万円、手続きの実費が約1万円発生し、合計で約10万円が所有権移転登記の費用となります。
▼この記事も読まれています
不動産の売却方法のひとつ買取の流れを段階ごとに解説
\お気軽にご相談ください!/
登記手続きの費用は、工夫次第で大幅に節約できます。
手続きを自分で行うことで、司法書士に支払う手数料を削減する方法がありますが、専門知識や時間が必要となるため、簡単ではありません。
複数の司法書士事務所から見積もりを取得して比較することで、事務所ごとの費用差を考慮しながら慎重に選ぶことが重要です。
売却する不動産が事業用であれば司法書士報酬を経費として計上できますが、自宅など居住用の場合は経費計上ができない点に注意が必要です。
▼この記事も読まれています
不動産売却に必要な購入申込書とは?書類の見方や書き方の注意点を解説
所有権移転登記は、不動産の所有者が変わる際に必須の手続きです。
登記手続きには登録免許税や司法書士報酬などの費用がかかりますが、自己申請や複数の見積もり比較をおこなうと、コストを抑えることが可能です。
不動産売却をスムーズに進めるためにも、登記手続きの重要性を理解し、正確に対応しましょう。
さいたま市・川口市の不動産売却は株式会社バンダイがサポートいたします。
ホームページより、24時間無料査定依頼を受け付けております。
不動産を売却する際には、税金が発生することをご存じでしょうか。 不動産売却には大きなお金が動きますから、税金もそれなりに大きな出費になってしまいます。 どのような税金なのか、またどれくら...
2021-10-12
【基礎編】では、不動産売却時に課される税金の種類や、確定申告の必要性について解説しました。 今回は、【分離課税編】として、給与所得などとは別に課税の対象になる、譲渡所得についてさらに詳し...
2021-10-12
遺産相続で気になる相続税ですが、マンションなどの不動産が含まれると高額になりやすいです。 突然の相続で戸惑うことのないように、計算方法を事前に知っておくと安心ですね。 この記事では、マン...
2022-04-19
土地の名義変更はどのようなタイミングでおこなわれるものなのでしょうか。 トラブルを防ぐためにも名義変更のタイミングを知り、早めに手続きをすることが必要です。 今回は、さいたま市周辺にお住...
2022-05-24